2011年02月25日

イラク人質ジャーナリスト緊急参戦!

【3月9日、ジャーナリストが宗教を語るイベント=宗教紛争・テロ、そしてカルト問題】

 特報 イラクで人質になったジャーナリストの安田純平さんが、緊急参加することに決定しました! 
 イスラム圏での取材も豊富な安田さんには、取材を通して感じたイスラム教を語って頂きます。

 まだまだ席に余裕が有りますので、是非、ご予約を!



 以下、すでにお伝えした告知です。

3月9日、東京・新宿のネイキッドロフトで、トークイベント「宗教を越えて、宗教と共に 〜世界3大宗教からカルトまで〜」が開催されます。日本のメディアではとか
く国際紛争やテロ、カルト宗教事件のニュースで取り上げられることが多い「宗教」。でも宗教って、そんなに怖いものなのか? 国内外の取材で宗教に触れてきたジャーナリストたちが語
ります。

イベントの呼びかけ人は写真家でジャーナリストの
href="http://www.momoikaz.sakura.ne.jp/index.html">桃井和馬氏。世界140ヵ国を取材し、「紛争」「地球環境」などを基軸にしたプロジェクトを通し独自の切り口で「文明論」を展開し、『すべての生命(いのち)に であえてよ
かった』(日本キリスト教団出版局)などの著書があります。2011年度より恵泉女学園大学客員教授。当日は、主にキリスト教について語る予定です。

野田雅也氏は、かれこれ10年くらいチベットを取材しているフォトジャーナリスト。2008年のチベット騒乱の際には、チベット亡命政府があるインド・ダラムサラから現地リポートを行ないました。現在も、中国の開発事業によるチベットの砂漠化や水問題など、アジア全域の水源に関わる環境問題を取材しています。当日は、チベット仏教について語ります。

そして本紙主筆の藤倉も出演させていただくことになりました。国内では信仰を利用して人々を傷つけるカルト宗教の問題を取材していますが、2008年以降、チベット問題の取材でチベット本土やインドのダラムサラを取材し、チベット仏教を信仰する人々の姿に触れてきました。その中で、「熱心な信仰は必ずしもカルトに直結しない」という確信を肌で感じています。いわゆる宗教紛争の構造と、カルト対社会の対立の構造も、全く違います。カルト問題の実情報告するとともに、こうした話もしたいと思っています。

宗教やカルトをテーマにしたイベントは様々なものがありますが、信仰をテーマにしたイベントではカルト問題について語られる機会が少なく、逆にカルト問題をテーマにしたイベントでは宗教全般の信仰について語られる機会が少ないという傾向があります。今回のイベントは、信仰をめぐる紛争・暴力・社会問題を取材してきたジャーナリストが、ネガティブな事実から目をそらさずに宗教の寛容や希望を語るという、あるようでなかった希少な機会になりそうです。



「宗教を越えて、宗教と共に 〜世界3大宗教からカルトまで〜」

宗教は怖い? 海外ニュースでは国際紛争やテロの話題が飛び交い、国内では「カルト宗教」の事件ばかりがメディアをにぎわせる国・日本。寛容な宗教のあり様を求めて、国内外の宗教を取材するジャーナリスト・写真家がタブーを排除しトークバトル。取材現場でのこぼれ話・写真多数公開!。

【日時】
2011年3月9日
開場18:30/開演19:30

【出演】
桃井和馬(写真家・ジャーナリスト)
安田純平(イラクで人質になったジャーナリスト)←緊急参戦!!
野田雅也(フォトジャーナリスト チベット仏教)
藤倉善郎「やや日刊カルト新聞」主筆

前売¥1300円/当日¥1500(共に飲食代別)
※お問い合わせ・ご予約は以下のネット予約、
http://bit.ly/gijaZS
または店頭電話にて受付中。
NakedLoft:03-3205-1556(17:00〜24:00)


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2011年02月14日

國森康弘氏「週刊読書人」

フォトジャーナリストの國森康弘氏http://www.kunimorifoto.net/が「週刊読書人」(2月11日)に以下のような書評を書いて下さいました。
 國森氏は、京都在住のフォトジャーナリストで、JVJAのメンバーです。
 氏の一字一字、彫り込んだこの文章に、強く感銘を受けました。
 同時に、私の真意を深い部分でくみ取って下さったことに、感謝の念が耐えません。

 氏の許可を頂き、ここに掲載させて頂くことになりました 

 41歳の妻がくも膜下出血で倒れてから息を引き取るまでを、写真家としてジャーナリストとして、何より夫として、刻み続けた十日間の記録。
 著者の心情、妻の息遣い、小学生だった娘の苦しみが、言外含め読み手に迫る。本著のどこを切っても鮮血が噴き出す錯覚にとらわれた。この本は生きている―。著者の「魂」が宿る。
 それはひとえに、著者がこの状況に置かれて「再確認」した部分も含めて、妻への強烈な愛と哀しみによる著者と妻の距離感、あるいは著者と本書との距離感がそうさせているのだろう。過去の桃井氏の著作とは一線を画し、徹底して一人称で綴られるそれは、読み手の心を打つ深い愛の物語であると同時に、「距離」があまりに近すぎて、他者即ち読者の一部は入り込めない恐れのある、諸刃の剣でもある。
 しかし、ジャーナリストとしての描写の克明さは病院側の対応、面会者たちの功罪をはじめ、若くして死を迎える(最愛の)患者の様子、正気を失っていく自身や身内の感覚、までを(著者が書くように)「見聞きした出来事を、血肉化し、再構築し」、「自分の身体の中に宿らせた事象を、己が握りしめたナイフでえぐり出す行為」として見事なまでに結実させている。
最愛の者に迫りくる死と家族の苦悩をここまで描写し切った本がほかにあるだろうか。05年、生まれる赤ん坊より死にゆく人の数の方が多い「人口減少社会」に突入した。将来百万都市が毎年一つずつ消滅する「多死社会」を迎える我々にとって、自分の死をどこでどう迎えたいか、家族の死をどう受け止めるか、脳死になれば臓器提供するのか、延命措置を希望するかを、日頃から考え、家族で話し合い、書面に残しておくことは肝要であり、その際にも本書は大変貴重な存在となる(私は『家族を看取る』(平凡社)で看取りの場やその意義について書いたがあくまで三人称の距離感で、である)。
さらに、一四〇カ国を回ってきた著者ならではの特徴は、最期の十日間を時系列で追った各章に、紛争地など各地で三人称的距離感で見てきた「死」を織り交ぜている点だ。例えば一日一万人の割合で人口の計八分の一が命を奪われたルワンダの大虐殺について、殺人者は「善良な市民」だったことを取材し、「日本ででもジェノサイドは発生する可能性がある」ことを感知する。内戦下のインドネシア・アンボンではムスリムも、キリスト教徒も、死体に卵を産みつけようともがくハエも、「すべての生命は、等しく、絶えず命を狙われる存在なのだ」と悟る。「死を生む社会構造のひずみ」を次々と暴くのみでなく、妻の死を通して「生死」を捉え直す作業を重ねていく。
大抵の人には経験できない修羅場と死の現場の数々に長年踏み込み続けてきた―自身の死をも覚悟してきた―著者の「心」がたった一人の、しかし最も大切な女性の、「死」によって瓦解した。その死は、キリスト者である著者を四国遍路にいざなった(改宗という狭義の意味ではない)。その死は、幼馴染の死から逃げるように世界を彷徨った著者の「原点」を見詰めさせた。その死によって著者は命の重みを総身で知り、祈りの意味を肌で理解し、そして浄土を感じた。
…本書は生きていると書いた。ならば、死が来る。それは読者が最愛の人を亡くすとき。自分たち自身の物語が生まれるからだ。あるいは自身が死ぬときかもしれない。

『妻と最期の十日間』桃井和馬著  フォトジャーナリスト國森康弘(くにもり・やすひろ)
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2011年02月09日

イベント「宗教を越えて、宗教と共に 〜世界3大宗教からカルトまで〜」

私が主催するイベントの紹介です。
是非、入らしてください!


宗教は怖い? 海外ニュースでは国際紛争やテロの話題が飛び交い、国内では「カルト宗教」の事件ばかりがメディアをにぎわせる国・日本。寛容な宗教のあり様を求めて、国内外の宗教を取材するジャーナリスト・写真家がタブーを排除しトークバトル。取材現場でのこぼれ話・写真多数公開!。

出演者
桃井和馬 (写真家・ジャーナリスト)
村田信一 (戦場カメラマンをやめた写真家/交渉中)
野田雅也 (フォトジャーナリスト チベット仏教)
藤倉善郎 「やや日刊カルト新聞」主筆

3月9日
Naked Loft(予約 http://p.tl/8Ovz
開場18:30/開演19:30
前売り1300円 当日1500円(共に飲食代別)
※お問い合わせ・ご予約はネイキッドロフトHP、または店頭電話にて受付中!!
03-3205-1556
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「ラジオ深夜便」

NHKラジオの「ラジオ深夜便」で、私のインタビューが放送されることになりました。

★放送日は2月24日(木)午前4時5分〜「明日へのことば/妻を看取った10日間の記録〜フォトジャーナリスト・桃井和馬さん〜」<約40分>です。

眠れないあなた。早起きのあなた。

ご試聴ください!

 
ちなみに、私の両親は毎日「ラジオ深夜便」を聞く、ヘビーリスナーです!
posted by momoikazuma at 17:09 | TrackBack(0) | 記事

2011年02月01日

Twitter

 最近、ツイッターばかり更新しています。
 それにしても、世界中に「情報」がつながる可能性があるツイッターは、IT音痴に私でも「すごい!」と思えるツールなのです。

 というわけで、「このサイトではブログの更新があまりない!」とあまり見なくなってしまう前に、私のツイートもご覧になってください。
 ツイッター名は、本名をそのままローマ字にしたもので「momoikazuma」です。
 
 追伸として、東京新聞(2月1日)の夕刊、「自著を語る」に拙文が掲載されました。http://bit.ly/hXF2SY(自著を語る)

 恥ずかしながら、四国で撮影を続ける私の写真入りです。
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2011年01月11日

イベント紹介(アサンテサーナカフェ)

「フォトジャーナリスト 桃井和馬さんトークイベント
〜私たちのごはんとつながる私たちの知らない世界の話!」
日時;2月26日(土)16;00〜18;00
場所;アサンテサーナカフェ (東京都目黒区三田2-7-10-102 JR恵比寿駅から徒歩10分)
費用;2000円(玄米おにぎりと三年番茶つき)
申込み方法:電話かメール 03-3791-2147 wwbj@cyber.gr.jp
定員;40名 定員になり次第、締め切らせていただきます

posted by momoikazuma at 09:33 | TrackBack(0) | 記事

2011年01月10日

「松島×町山未公開映画祭」

2011年1月10日

 年末年始は毎日「松島×町山未公開映画祭」http://www.mikoukai.net/ を見続けた。
 今回上記のサイトから購入できるのは全39作品。
 ほぼすべてが、アメリカで公開されたが、日本では公開されていないドキュメンタリー映画。
 それが凄いのだ!
 私自身は、これまでその中の31作品を視聴。残るは8作品のみ。

 昨夜はNO31の「収容所のラブレター」を見た。
 第二次世界大戦中、ヨーロッパにいたユダヤ人の運命を、一組の不倫カップルから描いたノンフィクション。
 彼らは強制収容所から帰還し、結婚した。

 これまでもあらゆる方法でナチスの犯罪は、映画や文章の題材となってきた。
 苦しく、辛い、ユダヤ人の経験。
 その中にも愛情のドラマがあったことを、改めて、今回の映画で知った。
胸が締め付けられそうになり、同時に、ときめいてしまう。
 これは必見。

 それだけでなく、NO30「ブラック・コメディ〜差別を笑い飛ばせ!〜」は、アメリカ黒人のコメディは、いかに差別の辛さから生まれたかを描いた秀作。
 たしか、チャップリンの言葉で「最高の喜劇は、悲劇の中から生まれる」というものがあったと思うが、それを感じさせる。

 NO21の「アウトフォックス」は、社会をイラク戦争に駆り立てていった、FOXテレビの犯罪を描いている。メディアが社会をミスリードした例だ。これも必見。

NO14「アーミッシュ」は、アメリカに住む厳格な清教徒アーミッシュの若者がアメリカ的な解放主義に接した時にどうなるのかを描いた作品。
 アーミッシュで有名な事件が、2006年に、あるアメリカの学校で発生した乱射事件だ。その学校の生徒にはアーミッシュが多くいたのだが、年長の少女は、乱射犯人に対し、「(他の生徒ではなく)私を撃って!」と名乗り出た。
 結局5人の生徒が殺されたのだが、アーミッシュの家族は、犯人とその家族を許したのである。(参照「アーミッシュの赦し」亜紀書房)
 彼ら、アーミッシュの精神的バックグラウンドが、この映画から分かる。

NO1 「ジーザスキャンプ」には、アメリカ人口の半数にも達するという、キリスト教原理主義者たちの狂気を見た。他人に非寛容なキリスト教精神。そんなものは私が考えるキリスト教とはまったく異なるが、その非寛容さを信じる者が、日本人の想像以上の多いことも事実。

NO19「イエスのショッピング〜買い物やめろ教会の伝道」は、一人の牧師と、彼に引きつられた教会員が、ウォールマートなどのショッピングセンターに行き、「クリスマスのプレゼントなど買うな!」とメッセージを伝える。
 クリスマスは、イエスの誕生を家族で祝う日。しかし、アメリカでは多額の借金までして、プレゼントを買いまくる日に成り下がっている。
 元々の成り立ちを考え、シンプルにイエス誕生を祝う日になって欲しいというメッセージが込められている。
 最後には、消費文化の究極の象徴であるディズニーランドに、彼ら一団は乗り込み、牧師は逮捕される。

 実は、この牧師は、一般の教団から認められた牧師ではなく、「自称・牧師」なのだ。
 しかし、その真剣さと、メッセージに込められた思いは、そこいらの牧師以上の真摯だ! これも必見。 

NO26「バーチ通り51番地 〜理想の両親が隠した秘密〜」は、理想の夫婦だと思っていた両親の、父親に、実は長年愛人がいたというもの。
 何度も胸が締め付けられそうになった。が同時に、人間が生きていく中で、みな愛情を必要としている、その気持ちもわかる。これも秀作だ。

NO29の「600万のクリップ〜ホロコーストを学ぶ」は、ホロコーストで殺害された600万人のユダヤ人を覚えるために、アメリカ南部、片田舎の中学生が、人数分のクリップを全世界に呼びかけて集めたというドキュメンタリー。戦争犯罪を覚え続けるには、こうして語り継ぐことが大切なのだ。そして、その方法は、それぞれが自分の頭で考え、実行に移すこと。それが重要であることを、改めて感じる。

 今回の映画を上記サイトから見られるのは1月25日まで。
 一本ずつ購入して見るのも良し、まとめて徹夜覚悟で視聴するもの良し。
 必見です!
posted by momoikazuma at 13:10 | TrackBack(0) | 記事

2010年12月23日

重版決定。

 昨日「妻と最期の十日間」(集英社新書)の担当編集者から、重版決定の連絡が入った。 発売から一週間弱で重版されることなど、これまで体験したことはない。

 嬉しい反面、・・・やはり戸惑いもある。
 一歩一歩、奢ることなく、前を向き続ける。
 歩み続ける。
 
posted by momoikazuma at 08:59 | TrackBack(0) | 記事

2010年12月21日

Let it be

 10月に出版した「すべての生命にであえてよかった」と、先週出版した「妻と最期の十日間」は、ほぼ同時期に構想し、写真を撮り、書き進めたもだ。

 「妻・・・」を書きながら、苦闘し、苦悶し続けた。そして、その中で「すべての生命にであえてよかった」という思いに至ったのだ。

 明けない夜はない。
 
 Let it be.

 私たちは(生きている者も、死んでゆく者も)、すべては意味があって、この世の生まれたのだと今は感じている。
posted by momoikazuma at 01:16 | TrackBack(0) | 記事

2010年12月16日

BSフジ「10の世界」再放送決定!

12月16日

2010年10月10日に放送しました<10の世界>が、
再放送されることが決まりました。

2011年1月2日(日)BSフジ13時〜です。

 お正月のひととき、ご覧になって頂けましたら、幸いです。
 ちなみに私は、番組冒頭の30分ほどに出演しています!


posted by momoikazuma at 16:10 | TrackBack(0) | 記事

2010年12月13日

12月17日新刊「妻と最期の十日間」

お世話になっている皆様へ

 桃井和馬です。
今回も、いくつかの案内をさせていただきます。


★12月17日発売
新刊「妻と最期の十日間」(集英社新書)
          777円(税込み)
http://shinsho.shueisha.co.jp/ (12月中はフラッシュ・ムービーが掲載されています)

http://p.tl/InLV (アマゾン)
http://p.tl/ftyo(クロネコ・ブックサービス)

 この3年半の間、私はこの本を完成させることだけに、すべてのエネルギーを注ぎ続けたように思っています。
 突然起きた「出来事」に対し、写真家として、ジャーナリストしてどう向き合うのか?
 突きつけられた問いは余りにも大きく、心が激しく揺れ動き、折れてしまいそうな日々が何度も訪れました。
 事実を見据える。文字を刻み込む。
 そして、わかったことがあります。その行為自体が表現者の私にとって「生きる」こと。それを改めて確認した年月でした。
 本書は、新しく創刊された「集英社新書ノンフィクション」の第一弾として出版されます。
 
 ※ 現在は、発売前なので、「予約受付中」段階です。
 ※ 読後は是非、「Twitter」、「ブログ」、また「ネット書店」などへの評価・レビューをお願いいたします。
 

★「すべての生命にであえてよかった」
    (日本キリスト教団出版局)1890円(税込み)
10月25日発売

 ギアナ高地、パタゴニアの写真を中心に、最近3年以内の写真を主軸にした写真集です。
 人が生きること、生かされていることを、美しい自然の写真から構成しました。
 もちろん、クリスマスのプレゼントとしても最適!

 掲載したエッセイでは、
「宗教紛争」の愚を正面から捉え、宗教を超えて、民族を超えて、平和構築する方法を、また、西洋文明の基軸をなす聖書のおもしろさを書き、これまでの仕事の集大成といっても良い本に仕上がりました。

 すでに読んで頂いた方からは、多くの好評を頂いています。(でも、みんな「本」というだけで、手にとってくれないんですよね・・・・)
 そしてなんと、銀座「教文館」では、「クリスマスの贈り物」の一冊として、ガラスケースに飾られています!

 
アマゾン http://p.tl/Geso
(★のレビューをお願いいたします)

それ以外のサイトでは即購入可
オンライン書店ビーケーワン http://p.tl/gxe1
HMVオンライン     http://p.tl/9suj
紀伊國屋オンライン http://p.tl/MVvM
クロネコ・ブックサービス  http://p.tl/G-mo
楽天ブックス   http://p.tl/aj7R
教文館オンライン http://p.tl/pz5-

 などです。

 ※上記の2冊を、地元や学校図書館へも「リクエスト」してください。
 

★12月15日(水曜日)
「笑っていいとも!」出演

 「戦場カメラマン」渡部くんが爆発的なブームになっています。
 というわけで、渡部くんと、その他3人の「戦場カメラマン」としてこの番組に出演することになりました。
 番組後半とのことですが、お時間のある方はチェックしてみてください。

★ブログ再開しました。  http://momoikazuma.sblo.jp/
★Twitterで随時状況を報告中。「桃井和馬」または「momoikazuma」で検索してみてください。
posted by momoikazuma at 07:04 | TrackBack(1) | 記事

2010年12月06日

新書のフラッシュ・ムービー

 2010年12月17日に発売される新書「妻と最期の十日間」のフラッシュ・ムービーが今月に限り以下のサイトにアップされています。
http://shinsho.shueisha.co.jp/

 ご覧になってください。
posted by momoikazuma at 09:18 | TrackBack(0) | 記事

2010年11月24日

神の前に立つ

昨日、パネラーとしてある大学のシンポジウムに参加した。
 しかし、その会を企画した方が、昨日は来ることができなかった。

 代わりに、その方のお連れあいが来られ、マイクを握り、200人近い人が集まった会場に語られた。
「今日、企画した本人が来られないことをお許し下さい。彼女は末期のガンで、昨夜から意識がなくなりました。しかし、この会を計画した彼女の思いを伝え続けていただきたのです・・・」
 
 その女性とは打ち合わせの時にお会いしている。
 彼女の口から「痛みの緩和ケアー」を受けていることをその時に聞いた。
 しかし打ち合わせの途中にも、彼女は「痛みが強くなったので失礼いたします」といって、イスから立ち上がり、立った姿勢のまま、会議を続けられていた。
 それが10日ほど前のこと。
 その女性に、昨夜から意識がなくなったという。
 
 私自身、3年前に妻を突然の病気で亡くしている。
 だから、このご夫妻の気持ちは、身に刻まれるように理解できる。

 会場に集まった者たちを前に、連れ合いの方は、静かに、しかし揺るぎない態度で、マイクを持たれ、言葉のひとつひとつを紡いだ。

 その方は、キリスト教の著名な研究者で、私自身、ずっと敬慕させていただいた方だ。
  
 神の前に立つ。
 そう表現するしかない凜とした姿。マイクを持つその姿は、静寂を帯びながら、しかし怒気迫る迫力を放っていた。
 
 しかしまだ昨日同席した、あの光景の意味を十分には理解できていない。
 しかし昨日は、人間を超えた世界を身体で感じているからこその、静けさと、迫力だったのだと思う。
 
 一歩でも、半歩でも、私は、お二人が見ている地平に近づきたい。

posted by momoikazuma at 12:37 | TrackBack(0) | 記事

2010年11月18日

ひと粒の種

11月18日

 今から9年前、ピースボートの船上で、僕のアシスタントをしてくれた22歳の女性がいました。
 大学を卒業したばかりの彼女は、「船を下りたら、少し学生時代にやっていたレポーターの仕事か、大学で資格を取った保育園資格を生かし、子どもたちと接する仕事がしたい」といっていました。
 顔もかわいいし、愛嬌もあるから、テレビなどのレポーターとしても、そこそこ仕事はきたのかもしれません。
 
 でも、そんなチャラチャラした世界に入るより、子どもたちと接して、まっとうな社会を作ること。それが彼女に与えられた才能だと私は感じました。

 で、私の娘が卒園した保育園を紹介しました。
 ここは、給食もすべて有機野菜を使い、保育者と父母、そして子どもたちが家族のように集まる、日本でも有数な、まっとうな保育園なのです。

 昨日、私の講演に彼女が来てくれました。
 まだその系列の保育園にいること。
 そして、保育園では「古株になるほど」だと教えてくれました。
 でも、その顔が本当に生き生きしていたのです。

 私は素直に嬉しかった!

 どうなるかもまったく分からず、フラフラとピースボートに乗った若い女性が、今、一人の大人の女性として、自分の足で歩き、彼女も100人近い子どもたちを、全身で育てようとしているからです。

 私が9年前に撒いた一粒の種が、芽を出し、枝を作り、また100人の子どもたちを育てつつある。

 成果は今日明日に見えません。
 でも今日の活動が、いつかは大きな、大きな社会にとっても重要な木になる。
 それを実際に感じることができた再会でした。

 
posted by momoikazuma at 05:23 | TrackBack(0) | 記事

2010年11月14日

「写真家たちの日本紀行」リスエスト

11月14日

 昨年、BS Japanにて私が出演した「写真家たちの日本紀行」(キヤノン提供)が、「大晦日リクエスト6時間スペシャル」(BS Japan午前8時〜午後2時)までの枠で再放送される可能性が出てきました。
 しかし、そのためには皆様からのリクエストが必要になります。

 というわけで、

番組の公式サイトhttp://p.tl/aPeH に作られている投票サイトから、投票をお願いいたします。

 私の回は2009年5月23日
          5月30日

 です。よろしくお願いいたします。
posted by momoikazuma at 15:56 | TrackBack(0) | 記事

2010年11月12日

すべての生命にであえてよかった

(このメールの転送・ブログなどへの引用、すべて自由です)

お世話になっている皆様へ

 桃井和馬です。
 
 印刷メディアが壊滅的な状況にあります。
 つまり、本がまったく売れないのです!

 私にしても、ドキュメントの写真を雑誌などで発表できる機会はなく、今後「今の仕事が続けられるか?」どうかの瀬戸際に立たされています。


 私は想像力・思考力が試される「写真」や「文章」に、どこまでもこだわりたい。
 けれど、「効率」「経済・政治不安」の昨今、想像力などという曖昧で数字に出ないモノは必要ないと、「市場」が判断しているようです。

 しかし、そんな状況の中で、奇跡的に私の写真集が出たのです!


 担当編集者は「桃井さんの写真と言葉を伝えたい。クリスマスのプレゼントとしてなら、ひょっとしたら写真集でも売れるかもしれない」と判断してくれたのです。

★「すべての生命にであえてよかった」
    (日本キリスト教団出版局)1890円(税込み)


 ギアナ高地、パタゴニアの写真を中心に、最近3年以内の写真を主軸にした写真集です。
 人が生きること、生かされていることを、美しい自然の写真から構成しました。
 もちろん、クリスマスのプレゼントとしても最適!

 掲載したエッセイでは、
「宗教紛争」の愚を正面から捉え、宗教を超えて、民族を超えて、平和構築する方法を、また、西洋文明の基軸をなす聖書のおもしろさを書き、これまでの仕事の集大成といってもいい本に仕上がりました。

 発売は10月25日。
 すでに読んで頂いた方からは、多くの好評を頂いています。


 
 しかし、この本がまったく売れていないのです!!!!

写真集というだけで、手に取ってもらえないのです。


 大きな理由は、まだアマゾンに掲載されていないこと。
(アマゾンに掲載されないことは、現在の出版界では、「本が存在しない」ことを意味しています)

 そこで皆様にお願いがあります。


アマゾン http://p.tl/Geso
をチェックして、画面の右にある「ほしい物リストに追加する」をクリックしてください。
また、その下にある「知らせる」というアイコンで、「メール」「mixi」「twitter」などで、お知り合いにガンガン宣伝をして頂きたいのです。

また、アマゾンに本が掲載された場合は、★を入れる「評価」もお願いいたします。


それ以外のサイトでは即購入可
オンライン書店ビーケーワン http://p.tl/gxe1
HMVオンライン     http://p.tl/9suj
紀伊國屋オンライン http://p.tl/MVvM
クロネコ・ブックサービス  http://p.tl/G-mo
楽天ブックス   http://p.tl/aj7R
教文館オンライン http://p.tl/pz5-

 などです。

戦争がない平和な世界を目指して。
宗教を超えて、人々が手をつなげるように。

今年のクリスマスプレゼントに、是非、よろしくお願いいたします。

★地元や学校図書館へも「リクエスト」してください。


★先日、梶原しげるさんのFMラジオ番組の収録に行ってきました。
梶原さんが文化放送におられた時から、大好きだったアナウンサーの方です。
実際にお会いすると、やはりインタビューのプロはすごい!!
収録の間、言葉だけでなく、目でインタビュー相手から、言葉を引き出していくのです!
写真家も、こんなインタビューの仕方を見習わなくては!

(残念ですが、この放送は東京では入らないとのこと。東京以外31局の放送。しかし、放送後はインターネットで聴くことができるそうです。写真の発表方法が激変しているように、ラジオ番組も聴き方が大きく変わってきているのですね!)

詳細
11月15日(月曜) 1回目分放送
   22日(月曜) 2回目分放送
「オンザウェイ・ジャーナル 
 梶原しげるのトーク トゥ トーク」
JFN系列 31局 午前5時30分〜6時

 以下のURLでも、放送後は音声データとして聴くことができます。
 http://p.tl/SqRW
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2010年11月09日

覚悟ある生き様

11月8日

 昨日、ある会議に参加。
 その座長を務められていたのは、ガンを公にされている方だ。
 この日もやっと、「痛みの緩和治療」から戻られてきたのだという。

 会議の間中、何事もなかったように、とても素敵な笑顔を見せてくださるが、最後の方になると、「痛みが出てきました。お許しください」と、立ち上がった。
 その姿勢の方が、座っているより痛みが緩和されるらしい。

 次の世代に、私たちの経験を伝えるプロジェクトの会議だった。
 
 この方は、生き方を通し、全身で、経験を伝えようと、このプロジェクトを提案してくださったのだ。

 私が同じ立場であったなら、そんな余裕があるだろうか?
 この方のように、素敵な笑顔を見せながら、穏やか物腰で、その場に来ることができただろうか?

 私には、はなはだ自信がない。
 
 不安に怯え、泣き叫ぶばかりである公算が高い。
 
 昨日は、この方の言葉遣い、物腰、笑顔から、本当に沢山のものを私は頂いていたのだと思う。
 
 感謝。
 今は、この言葉しか浮かばない。
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2010年11月01日

講演という表現スタイル

11月1日

 11月は講演や講座が立て続けに入っている。
 私にとって、講演は生の反応を感じ取ることができる貴重な機会だ。

 写真を撮って発表する。
 ほとんどの場合、それは一方通行で、私に直接、見た人、読んだ人の感想が届くことは稀といっても良いだろう。(このホームページから、直接励ましのメールをくださる方は結構います!)
 
 講演はだから、人々の反応を直接感じ取れる貴重な機会なのだ。

 表現者というのは、本当に「自分のやっていることが間違っていないのか」「興味あることが人々に伝わっているのか」を確かめてみたい気持ちになる。
 やはり不安だから。
 そのために写真展をしたり、講演会をするのだと思う。

 でも、講演はライブだから、つまらないと、一発でそれが集まった人の反応に出るから怖い。針のむしろに座っている感じだ。

 一方、人々が真剣に私の写真に、言葉に耳を、目を傾けてくれる講演の場合、励まされ、「まだまだこの仕事を続けていこう!」と思えるのだ。

 これからの写真家は、写真を撮っているだけではなかなか仕事が成立しないと思う。
 そもそも、この仕事を選んだ理由は、「見たものを伝えたいから」。
 被写体と関わり、目撃した者の務めとして、これからも、講演を含め、あらゆる方法で伝え続けます。

 
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2010年10月27日

新刊「すべての生命にであえてよかった」

10月27日

 四国に行っている間、まったく仕事をしていなかったので、この一週間は、朝から晩まで、机の前でガッチリをした。
 遍路のために2週間もまとめて休みを取れることなど、会社務めをしていればほぼないわけで、その点フリーだからこそできることだろう。

 しかし一方で、フリーであるが故に、金銭的な苦労はいつも尽きない。

 金銭の安定を取るのか?
 それとも自由を取るのか?

 これはいつも、すべての人が抱える命題なのだろう。

 さて、すでに告知させて頂いていた私の新刊が出ました。


「すべての生命にであえてよかった」(日本キリスト教団出版局)1890円
    桃井和馬著

 以下のサイトから購入が可能です。

ブックサービス  http://p.tl/G-mo 
HMV      http://p.tl/F8U6
教文館 http://p.tl/Cqay

 アマゾンにはこれから掲載される予定ですが、まだ未定。
 アマゾンが動かないと、本が動かないというのが実情です。

 でも、渾身の一冊。

 クリスマスのプレゼントにもぴったりの本!
 ガンガン注文をお願いいたします。
 
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2010年10月18日

四国より帰宅

10月18日

 10月15日に四国の旅から帰宅した。
 それまでの2週間、四国の山々を、そして巡礼の道を歩き続けたのだ。

 もっともきつかったのは西日本で一番高い山「石鎚山」の登頂。
 この山は標高1982メートルと、決して高い山ではない。しかし元々「修験道」 http://p.tl/qtDM の修行地ということで、勾配はきつい。現在でも、最後の2キロがずっと、険しい場所に作られた階段なのだ。
 
 私は歩きで四国を回っていた。
 そのため、石鎚山に登るのも、登山口に到着するまで17キロ歩いた。それから2泊3日の行程。途中、イノシシと遭遇し、ヘビやカマキリ、ムカデやバッタと併走した。

 最後は気が遠くなりそうなほど、身体に疲労が溜まっていた。
 かつて、修験者たちは、階段もない崖の山を、這うようにして回り、祈り、修行を続けたのだろう。

 当時修験者たちが食べていたという携帯食料は、マメを発酵させたもので、味噌のような食料だった。これに生えている草木を合わせて食べながらの修行は想像を絶する。

 今回の四国では、夜、ほぼすべてを野宿で過ごした。
 大量のゴキブリに襲われた夜。
 また、たまたま寝た公園は、カップルのデート場所で、寝袋に入った私の隣で、私に気づかないカップルが、ずっと抱き合っていた。
     ↑
 これには困った!!!!!
 そこで、大きな咳を何度かして、私がいることを気づかせて上げた。
 無粋なり!

 カップルも怖かっただろうなぁ。
 彼らにすれば、私は立派なホームレス。びっくりして、少しだけ恐ろしそうに立ち去ったカップルの反応からそれがわかった。

 しかし同時に、野宿をして、社会の最底辺に組み込まれると、人々の温かい心も敏感に感じ取ることができた。
 毎日、毎日、何度も「お接待」を受けたのだ。

 お接待とは四国遍路をする者へ、飲み物や食べ物、そして時にはお金を渡す習慣である。

 ちなみに、1日に歩いた歩数は平均4万歩。距離にすると30キロほどだろう。

 途中、一回もパソコンにはアクセスせず。故にメールにチェックもしなかった。

 東京の自宅に帰ってきてすでに3日目。
 すでに身体がうずいている

 また、どこか遠くへ旅に出たい!!
posted by momoikazuma at 17:53 | TrackBack(0) | 記事